アジア株は下落、トランプ氏演説で下げ加速 パンデミック懸念強まる
アジア株は下落、トランプ氏演説で下げ加速 パンデミック懸念強まる
東京時間11:15現在
香港ハンセン指数 26488.00(-208.49 -0.78%)
中国上海総合指数 2980.52(-0.23 -0.03%)
台湾加権指数 11383.36(-50.26 -0.44%)
韓国総合株価指数 2060.12(-16.65 -0.80%)
豪ASX200指数 6650.90(-57.21 -0.85%)
アジア株は総じて下落、市場では既にパンデミックとの見方が高まりつつある。
米食品医薬品局高官は26日、「パンデミックに向かいつつある」との見解を述べた。独保健相も「ドイツで流行が始まった段階にある」と述べた。JPモルガンは、韓国での感染者は1万人に達する可能性があると指摘している。
また、トランプ米統領が26日米取引終了後の演説で「米国での新型コロナウイルス感染拡大は不可避ではないが、そうなるだろう」と述べたことを受けて米株指数が時間外で下落、ダウ平均は200ドル超下げており、アジア株も下げを加速させている。
政策期待から買い優勢で始まった上海株も下げに転じている。
中国広東省政府は、新型コロナウイルス治療を受けて退院した人のうち14%に再び陽性反応が出たと発表した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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