ドル円110円台前半に落ち着く、欧州株安、原油安は継続も=ロンドン為替概況

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ドル円110円台前半に落ち着く、欧州株安、原油安は継続も=ロンドン為替概況

 26日のロンドン市場では、リスク回避の動きが継続。ただ、ドル円は110円台前半を離れず値動きは落ち着いた。序盤は欧州株の下落とともに米債利回りが低下し、ドル円は110.13レベルまで下落、ユーロドルは1.0898レベルまで上昇した。しかし、欧州株が下げ渋り米債利回りが前日終値水準へと戻す動きに、ドル円は110.40近辺へと反発、ユーロドルは1.0870台まで小反落した。前日からのドル安圏での推移も、比較的値動きは落ち着いた。ポンドと資源国通貨は軟調。NY原油先物が一時49ドル近辺に低下し、年初来安値を更新する動きが背景となったようだ。ポンドドルは1.30台が重く1.29台前半へと下落、ポンド円も143円台半ばから142円台後半に下げている。ユーロ円が120円台前半で高値を伸ばす動きとは対照的だった。豪ドルやカナダドルも対ドルや対円でこの日の安値を広げる動き。豪ドル/ドルは0.6565レべルと11年来の安値水準となっている。

 ドル円は110円台前半での取引。ユーロドルとともに米債利回り動向に素直に追随している。米10年債利回りは低下の動きが先行し、1.36%近辺から一時1.31%近辺まで下げた。この動きにドル円は110.50近辺から110.13レベルまで下落。その後、米債利回りが1.35%台へと上昇すると、ドル円は110.40台へと反発。値幅は30銭程度と比較的落ち着いた動き。欧州株や米株先物の下落、NY原油先物の下落などリスク回避の動きには反応が鈍かった。

 ユーロドルは1.08台後半での取引。序盤は米10年債利回りは低下の動きが先行し、1.36%近辺から一時1.31%近辺まで下げた。この動きにユーロドルは1.0870近辺から1.0898レベルまで上昇した。その後、米債利回りが1.35%台へと上昇すると、1.0870台へと反落している。ドル円とともに米金利動向に敏感に反応した。前日からの高値水準を伸ばすも値幅は限定的だった。ユーロ円は120円ちょうど近辺での揉み合いからやや買われて、高値を120.26レベルまで伸ばした。また、対ポンドでの買いの動きも下支えとなっていた。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は続いているが、ユーロ相場は反応薄だった。

 ポンドドルは1.29台前半での取引。1.30台が重く、1.2924レベルに本日の安値を更新している。ポンド円は143.50近辺から142.68レベルまで下落しており、東京高値からは1円超の下落となっている。NY原油先物が一段安となり、一時49.02ドルと、昨年1月以来の安値水準となった。北海原油を有する英国とあって原油安がポンド売り圧力につながっているようだ。また、資源国通貨としてカナダドルや豪ドルも軟調になっており、原油安の影響が色濃い。
 
MINKABU PRESS 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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