今夜の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜の注目材料は
東京市場のドル/円は、新型肺炎の感染拡大を巡る懸念から一時110.10円台まで弱含みました。
ただ、その後は110.50円台まで切り返すなど底堅さも見られています。
欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
2/26(水)
17:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁講演
17:00 パネッタECB専務理事講演
17:30 香港10-12月期GDP・確定値
20:00 マクルーフ・アイルランド中銀総裁講演
22:30 ラガルドECB総裁講演
24:00 米1月新築住宅販売件数
24:30 EIA週間原油在庫統計
27:00 米5年債入札(410億ドル)
30:45 NZ1月貿易収支
※☆は特に注目の材料
今夜は、なんといっても2日で1900ドルも下げたNYダウ(米国株)と、過去最低金利を昨日更新した米10年債利回り(長期金利)の動きに注目です。
新型コロナウイルスの感染が世界規模で拡大する中、米金融市場の抵抗力が試されているようです。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。