ブルーエプロンが大幅安 再編計画発表も、うまく行かない可能性も警告=米国株個別
食材宅配サービスのブルーエプロンが大幅安。10-12月期決算を発表しており、1株損益の赤字が予想より悪化したことや、売上高も予想を下回った。同社は、事業合併や増資、身売り、資産売却、これらの組み合わせなど、さまざまな戦略的代替策を検討していることを明らかにした。テキサス州アーリントンの施設を閉鎖し、ニュージャージー州とカリフォルニア州に集約する計画。これに伴い約240人の人員削減の可能性を表明。事業再編で約150万ドルの費用を計上する。
ただ、再編計画発表直後に時間外で株価は急上昇していたが、その後に下落に転じている。コズロウスキーCEOはインタビューで、「資金調達や売却のプロセスがうまく行かず、戦略的なオプションが実際に起こるとは約束できない」と警告した。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益:-1.66ドル(予想:-1.52ドル)
・売上高:9430万ドル(予想:9770万ドル)
・ユーザー数:35万1000人(前期比-9.1%)
(NY時間10:12)
ブルー・エプロン 3.42(-0.95 -21.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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