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通常の経済指標はより大きな反応を示す可能性、その理由とは

達人の予想 

大きな調整には注意

■今週も引き続き新型コロナウィルスの感染動向を横目に株式市場の動きにも警戒しながら下値を狙う展開を想定。

既にニュース等でご承知の通り前回のSARSを超える影響が世界各国にでています。既にWHOは緊急事態宣言を出していましたが、それほどマイナス材料は一旦、出なかったことを受けて先週は落ち着く場面はあったものの、米国に関しも緊急事態宣言をだしており、更に中国訪問者の入国を禁止するなど影響は拡大傾向にあります。

そして航空会社においても中国便の縮小など運航を停止する計画も出ています。


■これだけの影響となるとリスクオフに動くのは当然の動きだと思います。

このリスクオフの動きはNYダウが週末、大幅なダウンとなり、更に気がかりだった米債券利回りが再び、逆イールドに発展したことで米経済が景気後退を警戒し始めました。

そして、もっと警戒しなければならないのが、週明けの中国金融市場がパニック売りに発展する可能性があるので、アジアタイムから警戒が必要になりそうです。

■これまでの米経済は景気後退懸念に対してはそれほどといったイメージでしたが、株安債券安の影響を横目に以下の経済指標にも注目したいです。

・ISM製造業景況指数(3日)
・ISM非製造業景況指数(5日)
・米雇用統計(7日)

■上記の経済指標にはいつも以上に過敏に反応すると思われます。

これまで、株式市場も緩やかな低インフレ状況でしっかりとした相場展開になっていました。
しかし、今後は不透明な要素がいくつも表面化してくるので、大きな調整局面になる可能性もあるので、押し目買い一辺倒には気を付けたいです。

■最後ドル円の戦略です。
先週のドル円の日足を見てもわかるように、200日移動平均線を割り込み、週末のロウソク足は大陰線となり、3日連続の陰線で完全に売り優勢になっています。

先月8日安値(107.65円)を割り込むようであれば、大きな調整に発展するとみています。

執筆者 平野朋之

執筆者 : 平野朋之|株式会社トレードタイム代表取締役

トレードタイム 平野朋之 ネット証券にてFX事業全般の業務、自己売買部門でのディーラー業務、投資情報室にて日経225の情報発信、セミナー講師を務める。その後投資顧問会社を経て、マーケット情報発信、セミナー講師、独自手法での資金運用業務を行う

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