今週の日経225予想 新型肺炎で引き続き軟調に(2/3週)
【先週の日経225の動向と今週の主要イベント】
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先週の日経225(TFX)は続落。週初23,288円で寄り付いた日経225は、新型コロナウィルスの被害拡大が報じられるにつれて、下げ幅が拡大。週末にはサポートとして意識されていた一目雲の下限や、200日移動平均線が位置する108.45を割り込んで108.30まで下落。108.355で引けました。
今週はISM製造業景気指数や、非製造業景気指数、雇用統計など注目度の高い経済指標もありますが、引き続き新型肺炎にマーケットの話題は集中するものと思われます。
また、4日はトランプ大統領の一般教書演説、今週からスタートした米予備選の他、米上院におけるトランプ大統領の弾劾裁判にも注意が必要です。
【日経225(TFX) 週足 チャート】
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日経225の週足は13週移動平均線(23,539円)を下回って推移しており、目先は26週MAの位置する目先の22,641円がサポートになっていると見ています。
ストキャスティクスの%D(32%)は、50%を割り込んでおり、Slow%D(58%)の下に位置しているため、戻り売りを考えたいところです。
【日経225(TFX) 日足 チャート】
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日経225の日足チャートは、一目雲の下限(23,229円)を下回り、三役逆転となっているため、短期下降トレンド。ストキャスティクスも%D(17%)がSlow%D(20%)の下側で推移し、下降基調となっているため、雲の下限や基準線や転換線の位置する23,350円前後をバックに戻り売りで見ています。
このコメントは弊社チーフテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。チャート画像を拡大したものを、フジトミ公式ツイッター「 日経平均株価指数のフジトミ https://twitter.com/fujitomi_8740 」にアップしています。
執筆者 : 山口哲也|フジトミ証券株式会社 チーフテクニカルアナリスト
株式会社フジトミ 国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト 金融機関でアナリストとして経験を積んだのち株式会社フジトミ入社。幅広い手法を網羅した緻密な分析とわかりやすい解説が好評。日経CNBC・東京MXテレビ等メディア出演多数。