ユーロドル、売られ過ぎ感も強まり1.10ドル割れの下値抵抗が強い=NY為替
世界保健機構(WHO)のテドロス事務局長の発言で市場はコロナウイルス感染への警戒感が一服しているものの、中国政府への対応の不信感は根強い中、リスク回避のドル買いは続いている。この日発表になった米消費者信頼感指数が強い内容となったこともドルをサポートしているようだ。
そのような中、ユーロドルは下値模索が続いており、心理的節目の1.10ドルを割り込む動きも見られていた。しかし、1.10ドル割れでの下値抵抗も強く、いまのところは1.10ドル台を維持している。
今年に入ってユーロドルは下落トレンドを続けている。さすがに下げ過ぎ感も強まってきており、過熱感を示すRSIは売られ過ぎの30に接近している。1.10ドル割れの下値抵抗が強くても致し方ないところではある。
EUR/USD 1.1006 EUR/JPY 120.13 EUR/GBP 0.8471
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。