弱い米住宅販売件数にドル売りも反応は小幅=NY為替
日本時間0時に発表になった12月の米住宅販売件数は年率換算で69.4万件と予想外に弱い結果となり、前回分も70万件以下に下方修正されたことから、為替市場ではドル売りの動きも見られたが、市場は新型コロナウイルスの感染の影響を警戒したリスク回避が強まる中、指標自体への反応は小幅に留まっている。
ドル円は109円付近で売買が交錯している中、先ほどから取引を開始した米株や米国債利回りの動向を見ながら神経質な展開が見られている。
米新築住宅販売(12月)
販売件数 69.4万件(69.7万件)(年率換算)
中間価格 33.14万ドル(32.09万ドル)
平均価格 38.45万ドル(37.76万ドル)
在庫水準 5.7ヵ月分(5.5ヵ月分)
()は前回
USD/JPY 108.90 EUR/USD 1.1017
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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