新型コロナウイルスの感染拡大懸念が継続し、円高進行=NY為替概況

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 きょうのNY為替市場でドル円は109円17銭まで一時値を落とす展開となった。序盤は米株が力強く始まったことなどを受けて、109円60銭台を付けるなど比較的しっかりの展開が見られたが、その後リスク警戒感からの円買いが優勢となった。
 新型コロナウイルスの感染拡大懸念が重石。米疫病感染予防センター(CDC)が米国内で二人目の感染者が見つかったことを発表したことなども、市場の警戒感を強める格好となった。120ドル超の上昇を見せていたダウ平均が、300ドル超の下げを一時記録するなど、リスク警戒感の動きが広がる中で、ドル円は109円17銭まで下落。安値から少し戻したものの109円30銭前後のドル安円高圏で週の取引を終える展開となっている。
 安全資産とされる米長期債に資金が流れ込む状況も見られ、米10年債利回りはロンドン市場の1.76%から1.66%台まで9BP超の低下(債券価格上昇)となり、ドル売り円買いに寄与する格好となった。

 クロス円も売りが優勢。ユーロ円はロンドン市場で英PMIの好結果を受けたポンドの買いに121円27銭を付けていたが、NY市場午後には120円42銭と、80銭以上ユーロ安円高が進行している。ユーロは対ドルでも1.1060台から1.1020前後まで下げる動きに。

 ポンドは対ドル、対円で大きく振幅下。ロンドン市場午前の英製造業・非製造業PMIがともに予想を超える好結果となり、いったんはポンド買いが進行。ポンドドルは1.3173、ポンド円は144円42銭を付ける動きとなった。しかし、来週の英中銀金融政策会合(MPC)で利下げに踏み切る可能性が指摘される中で、ポンドの買いは続かず、逆に売りが優勢に。ポンドドルは1.3057、ポンド円は142円72銭まで大きく値を落とす展開となっている。


MINAKBU PRESS 山岡和雅

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執筆者 : MINKABU PRESS

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