自律反発するも方向感が出づらい 22900-23200のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
自律反発するも方向感が出づらい
●21日のNY株式市場は小幅続落。米上下両院が可決した「香港人権・民主主義法案」に対し、中国は反対を表明しており続落スタート。11月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想以上に改善した一方、週間の新規失業保険申請件数は予想以上に増加した。米国側や中国側の歩み寄りを伝える報道もあり、相場の下値は限定的。交渉継続のため「米政府は12月15日の対中制裁関税(4弾案)の発動を見送る可能性がある」と報じられ好感された。
ダウ工業株 27766.29(- 54.80)▼0.20%
ナスダック 8506.21(- 20.52)▼0.24%
S&P500 3103.54(- 4.92)▼0.16%
●本日の日経平均は自律反発するも、方向感が出づらいと読む。CME日経平均先物の終値は2万3080円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万3038円と比べ40円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万3100円。
●日経平均のポイント
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2万3239円 5日線
2万3080円 CME日経平均先物
2万3038円 昨日終値
2万3015円 25日線
2万2726円 昨日安値
●騰落レシオ(25日)116.69%
●今週の予定
22(金)
独 Q3 国内総生産(GDP)改定値
独 11月 マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
欧 11月 マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
米 11月 マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。