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東京株式(前引け)=大幅続伸、米中摩擦懸念の後退でリスクオン

株式 

 15日前引けの日経平均株価は前営業日比375円58銭高の2万2174円45銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億5051万株、売買代金概算は1兆1185億4000万円。値上がり銘柄数は1925、対して値下がり銘柄数は181、変わらずは47銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前週末に米中貿易協議が暫定的に合意し、対中追加関税の先送りされたことを好感しリスクオンの流れとなった。外国為替市場で1ドル=108円台前半と円安水準でもみ合っていることなども主力輸出株中心に支援材料となった。前場の売買代金は1兆1000億円を上回り、業種別騰落は33業種すべてが値上がり、個別株も値上がり数が1900を超え、東証1部全体のほぼ9割の銘柄が上昇する全面高商状となっている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が商いを膨らませ反発、ファーストリテイリング<9983>が1000円を超える上昇となった。東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>が買われ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も堅調。eBASE<3835>が値幅制限いっぱいに買われ、日本基礎技術<1914>が一時ストップ高。北野建設<1866>も急騰した。半面、リクルートホールディングス<6098>が軟調、コロプラ<3668>も売られた。インターアクション<7725>も急反落となった。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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