小反落、米中通商協議を期待した買いは続かず＝ＮＹ原油概況
NY原油先物11月限（WTI）（終値）
1バレル＝52.75（-0.06 -0.11%）
ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比（速報値）は、期近２限月が０．０６～０．０３ドル安。その他の限月は０．２０ドル安～０．１９ドル高。
今週行われる閣僚級の米中通商協議に対する期待感や、イラクで反政府デモが激化していることが相場を押し上げる場面はあったが、買いは続かなかった。景気悪化による石油需要の鈍化が見通されていることが重し。
時間外取引で１１月限は底堅く推移。売り優勢の場面はあったが、通常取引開始に向けて買いが勢いを得た。通常取引序盤には５４．０６ドルまで上昇。ただ、その後は失速し、小幅安で引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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