円買い・ドル買い、リスク回避の値動き優勢=ロンドン為替
円買い・ドル買い、リスク回避の値動き優勢=ロンドン為替
週明けのロンドン市場は、円買い・ドル買いとリスク回避の値動きが優勢になっている。14日に発生したサウジ石油施設に対するドローン攻撃で、中東での地政学リスクが台頭したことが背景。週明けのオセアニア市場で原油相場が急騰した。足元では一段高の動きは一服しているが、欧州株安などリスク回避の動きがみられている。
ドル円はオセアニア市場開始時に108円割れから107.46レベルまで急落、その後は107.90台まで買い戻された。しかし、足元では再び上値が重くなっており、107.70台へと軟化している。クロス円もドル円と同様の値動きとなっており、ユーロ円は119円台半ばが重く119.20近辺へ、ポンド円は134円台半ばが重く、一時134円割れまで下落している。対ドルではポンド売りが目立っており、1.2480近辺から1.2426レベルまで下落した。ユーロドルも1.1080台から1.1058レベルまで軟化した。
USD/JPY 107.75 EUR/JPY 119.22 GBP/JPY 133.99
EUR/USD 1.1064 GBP/USD 1.2435
執筆者 : MINKABU PRESS
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