【海外市場の注目ポイント】8月の米ADP雇用統計など
日本時間午後9時15分に8月の米ADP雇用統計が発表される。明日発表される8月の米雇用統計の前哨戦として注目され、民間雇用者数の大方の予想は14万8000人増となっており、前月の15万6000人増から民間雇用者数の伸びが鈍化すると見込まれている。3日に発表された8月の米ISM製造業指景況指数で雇用の指数が50を割り込み、2016年3月以来の低水準に急低下しており、8月の米ADP雇用統計で民間雇用者数の伸びが予想を下回れば、8月の米雇用統計に対する警戒感からドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後11時には7月の米製造業受注や8月の米ISM非製造業景況指数も発表される。7月の米製造業受注は、大方の予想が前月比1.0%増となっており、前月比では2カ月続けて増加すると見込まれ、8月の米ISM非製造業景況指数は、大方の予想が54.0となっており、前月の53.7を上回り、3カ月ぶりに上昇するとみられている。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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