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“さらなる上値追い”につながるかは“米中次第”…!?

達人の予想 

◆リスク回避の巻き戻し

※ご注意:予想期間は9月6日と表示されていますが、本日(9月5日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


 『逃亡犯条例改正案を正式に撤回(香港)』
 『Brexit延期法案が可決&解散・総選挙の動議は否決(英国)』
 『第2次コンテ内閣が発足(イタリア)』

最も目立ったのは「合意なきBrexit懸念の後退」を背景にした“ポンド急伸”でしたが、「リスク回避の巻き戻し」を背景にした“円売り戻し”も幅広い通貨に対して見られました。
米10年国債利回りは“1.46%台”へ上昇、Nダウは“230ドル超”の反発を見せる中、ドル円も“106.436円”へ上値を伸ばす場面を見せています。

◆“動きづらい(様子見)”は変わっていないが…?

ただしマーケットが最も関心を寄せる「米中通商協議の開催の可否」は子細が明らかにされておらず、「米雇用統計」を翌日に控えるスケジュール感でもあります。
“動きづらい(様子見)”は変わっていない可能性が高く、現時点ではあくまでも“巻き戻しの一環”と見るのが妥当ということになりそうです。

それでも昨日の「リスク回避姿勢の緩和」は、10営業日ぶりの「米国債利回りの逆イールド解消」にもつながっています。
肝心要の「米中通商協議の開催の可否」次第ですので、“さらなる上値追い”につながるかは別にしても、“下値は堅い”は継続する…?

上値のポイントとなりそうなのは、“8/30高値(106.542円)”そして“8/15高値(106.769円)”辺り…。
イベント前にして「突破できるか?否か?」というのは、目先のポイントということになってきそうです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.972(8/13高値、大台)
上値4:106.880(8/1~8/26の50%戻し、日足・一目均衡表基準線、+2σ、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:106.769(8/15高値、8/23高値)
上値2:106.677(8/29高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.542(8/30高値、+1σ)
前営業日終値:106.436(9/4高値)
下値1:106.142(20日移動平均線)
下値2:106.000(大台、ピボット1stサポート)
下値3:105.829(9/4安値)
下値4:105.741(9/3安値、-1σ)
下値5:105.651(8/26安値、ピボット2ndサポート)

11:25 ドル円 抵抗・支持ライン追加

執筆者 武市佳史

執筆者 : 武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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