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【ロンドン市場】欧州通貨が軟調、英中銀発表控えてポンドも下押し

見通し 

1日のロンドン市場は、欧州通貨が軟調に推移している。ドル円が再び109円台割れと上値重く推移するなかで、ユーロ円は120円台後半から前半へ、ポンド円は132円台前半から131円台後半へと下押しされている。前日の米FOMC後のドル高圧力も対欧州通貨では健在。ユーロドルは1.1030近辺、ポンドドルは1.21台割れから1.2085近辺へと安値を広げた。ユーロ相場にとっては、一連の欧州の製造業PMIが50割れとなり、景況感の低迷が示されていた。ポンド相場にとっては、このあとの英中銀金融政策発表で、合意なき離脱を意識した内容への思惑もあるもよう。弱めの英経済指標も散見されるなかで、インフレ四半期報告での成長見通し引き下げへの警戒感も。

ドル円は109円近辺での取引。東京市場で109.32レベルまで一段高となったあとは、上値重く推移している。ロンドン市場では欧州株の上昇には反応薄で、じり安の動き。一時109円台を割り込む動きをみせている。ユーロ円やポンド円が軟調に推移していることや、米10年債利回りが2.03%台へと小幅低下する動きも影響している。

ユーロドルは1.10台前半での取引。前日からの安値圏でのもみ合いから再び下押しされ、安値を1.1030近辺へと広げている。ユーロ円は120.60近辺からドル円とともに軟化し、安値を120.24レベルに広げた。この日発表された一連の欧州の製造業PMIは、事前予想と比べて改善、悪化はまちまち。ただ、水準はスペイン、チェコ、イタリア、フランス、ドイツ、ユーロ圏全体などいずれも50割れとなっており、景況感の弱さが浮き彫りとなった。米FOMCでは次回9月利下げが不確かとなっているが、ECBは9月理事会でマイナス金利の深堀りやQE再開などが検討されるとの見方が強まっている。

ポンドドルは1.21台前半での取引。ユーロドルとともに前日からの安値水準での揉み合いから下放れて、一時1.21台を割り込んだ。安値を1.2085レベルまで広げ、2017年1月以来の安値水準となった。ただ、足元では1.21台を回復している。ポンド円は132円台半ばが重く、131.80近辺まで安値を広げた。英中銀の金融政策発表を控えており、対ユーロでは方向性に欠ける動きとなっている。7月の英製造業PMIは事前予想をやや上回ったが、3か月連続での50割れとさえない状況となっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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