CSXが決算嫌気し下落 複合一貫輸送が落ち込む=米国株個別
鉄道貨物輸送のCSXが下落。4-6月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を下回った。売上高は1%の減収となったが、貨物の伸びは拡大したものの、複合一貫輸送の落ち込みによって相殺されたとしている。また、通期売上高見通しも、従来の1桁台前半の伸びを1~2%増に下方修正した。現在の状況や経済の先行き不透明感から慎重な見通しを行ったとしている。
ユニオンパシフィックやノーフォークサザンなど同業他社も連れ安。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.08ドル(予想:1.10ドル)
・売上高:30.6億ドル(予想:31.4億ドル)
・営業利益:13.1億ドル(予想:13.4億ドル)
・営業利益率:57.4%
・取扱量:4%減
・複合一貫輸送:10%減
(NY時間10:17)
CSX 71.75(-7.80 -9.81%)
ユニオン・パシフィック 165.69(-9.46 -5.40%)
ノーフォーク・サザン 196.06(-10.40 -5.04%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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