【海外市場の注目ポイント】米FRB議長講演など
日本時間17日午前2時にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演を行う。パウエル議長は前週の議会証言で早期の利下げを示唆した。30・31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にパウエル議長があらためて早期の利下げに肯定的な姿勢を示すようなら、ドルが売られる可能性がある。
このあとの海外市場では、パウエル議長の他にも、米FRB要人が相次いで発言することになっている。日本時間午後9時15分にボスティック米アトランタ地区連銀総裁がイベントに参加、ボウマンFRB理事があいさつ、同17日午前1時20分にカプラン米ダラス地区連銀総裁が講演、同17日午前4時半にエバンス米シカゴ地区連銀総裁が講演する。
経済指標としては、日本時間午後9時半に6月の米小売売上高、同午後10時15分に6月の米鉱工業生産指数の発表が予定されている。6月の米小売売上高は、総合の大方の予想が前月比0.2%増、自動車を除いた大方の予想が同0.1%増となっており、前月比では総合、自動車を除いてとも4カ月続けて増加すると見込まれ、6月の米鉱工業生産指数は、大方の予想が前月比0.1%上昇となっており、前月比では2カ月続けて上昇するとみられている。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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