ユーロドルは6月リバウンド相場の修正続く ラガルド氏は調整役の色彩強いとの評価も=NY為替
ドル買いが優勢となる中でユーロドルはきょうも上値の重い展開が続いており、1.11ドル台に下落する場面も見られた。21日線や100日線といった移動平均から下放れする動きが強まっており、6月のリバウンド相場の修正が続いている。
市場ではラガルド次期ECB総裁に注目が集まっているが、初の政治家出身ということこあり、景気に配慮したハト派との見方が強い。また、一方でラガルド氏は安定を好み、調整役の色彩が強いとの評価も出ている。
ラガルド氏と伴に次期欧州委員長にはフォンデアライエン氏が指名されており、女性2名が欧州の舵取りを行うことから、欧州の構造的変化を期待する向きもいるようだ。
EUR/USD 1.1210 EUR/JPY 121.94 EUR/GBP 0.8998
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。