円売りの反応、トランプ大統領の発言に敏感=ロンドン為替
円売りの反応、トランプ大統領の発言に敏感=ロンドン為替
ロンドン朝方は円売りの動きが優勢になっている。トランプ米大統領が「習国家主席との会談は最低でも生産的だろう」「最終的には米中両国にとって何とかなるだろう」と述べたことに市場が敏感に反応した。米債利回りが上昇に転じると、ドル円は107.70台へ、ユーロ円は122.50台へと買われている。ただ、トランプ大統領は「新たな対中追加関税を延期するとは約束していない」としており、足元ではやや値動きが冷やされている。
ユーロドルは1.1360台から1.1380レベルに高値を伸ばした。ユーロ円の上昇に伴った動き。また、6月のフランス消費者物価指数が前年比+1.2%、前月比+0.2%と事前予想や前回値を上回ったことが買いを誘った面があったようだ。
USD/JPY 107.70 EUR/JPY 122.54 EUR/USD 1.1379

執筆者 : MINKABU PRESS
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