大幅続伸、サウジの協調減産の期限延長発言などで=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=53.99(+1.40 +2.66%)
ニューヨーク原油は大幅続伸。米メキシコ間の貿易摩擦はまだ不透明感が強いものの、サウジアラビアのエネルギー相が6月末で期限を迎える協調減産の期限延長について、石油輸出国機構(OPECの中では合意に近づいていると述べたことや、弱気の内容だった米雇用統計にも逆に早期利下げ期待が高まるとの見方で、米株が大幅高となったことに支援された。加えて、米国の時間帯の午後後半は、米国内の原油の稼動掘削装置(リグ)数が急減していたことで一段高となった。
minkabu PRESS編集部
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執筆者 : MINKABU PRESS
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