【東京市場】朝方の円高一服後はもみあい
前週末NY市場午後のドル安円高基調もあり、早朝の市場でドル売り円買いの動きが広がった。週末の欧州議会選挙でポピュリズム政党の台頭が目立ち、中道勢力が右派と左派併せても過半数に届かない勢いとなったことなどが、リスク警戒の動きを読んだ面も。もっとも早朝のドル安一服後は少し戻してもみ合いに。週末に訪日中のトランプ大統領が日米通商問題での合意は夏以降と発言したことで、リスク警戒の動きが一服した面も。
ドル円は109円台半ばに戻してその後は膠着。英国市場、米国市場が休場で取引参加者が少なく積極的な取引が手控えられた面も。
ユーロは早朝に1.12割れの場面もすぐに大台を戻しもみ合い。上も下も動けずという流れ。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅