反発、前日の大幅安の反動で買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=58.63(+0.72 +1.24%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.72ドル高。その他の限月は0.74~1.11ドル高。
トランプ米大統領が「中国との協議は早期に進展するとみている」との認識を示したこともあり、前日に大幅安となった反動が現れた。トランプ米大統領が中東に約1500人を追加派兵するよう指示したことは、対立するイランの緊張感を高めた。ただ、同大統領は増派については主に防御の役割であり、様子を見守ると述べた。
時間外取引で7月限は堅調に推移し、通常取引序盤にかけては58.98ドルまで上昇した。その後は一転して売りが優勢となり、57.50ドルまで下げに転じる場面はあったが、引けにかけては買いが盛り返した。
minkabu PRESS編集部
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執筆者 : MINKABU PRESS
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