東京株式（寄り付き）＝続伸、ＮＹダウ上昇と円安が追い風も上値に重さ

　５日の東京株式市場は売り買い交錯もやや買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比１８円高の２万１７４３円と続伸。

　前日の米国株市場では米中貿易協議で合意が近いとの思惑が後押しする形でＮＹダウが続伸、約半年ぶりの高値圏に浮上したことを受け、東京市場でも主力株中心にリスクを取る動きが継続している。為替がやや円安方向に振れていることもプラス材料。ただ、日経平均２万１８００円近辺は戻り売り圧力も強く上値の重さも意識される。日本時間今晩に発表される米３月の雇用統計の結果を前に積極的なポジションは取りづらいタイミングにあり、一方通行の上昇は見込みにくい。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、２２業種が高く、値上がり上位に鉱業、紙パルプ、電力ガス、繊維、その他製品など。

出所：minkabuPRESS 株式情報