【東京市場】振幅目立つ不安定な展開
3が日明けの東京市場。3日アジア市場早朝での急激な円高進行もあって警戒感が広がる中、朝方いったんは108円近くまで回復。その後、日経平均の大きな下げもあって、107円台半ばまで値を落としたものの、中国・香港株の下げ渋りからの上昇を受けて再びドル買い円売りが広がり、108円40銭台まで一時回復する動きを見せた。
マイナス圏で始まった香港ハンセン指数や中国上海総合指数が1%以上の上昇を見せるなど、株安の動きが一服し、リスク警戒感が強まったこともあって、ドル円も値を戻していたが、欧州勢の参加を前に利益確定の動きも広がり、108円10銭近辺まで値を戻すなど、変動の激しい展開が続いた。
minkabuPRESS編集部山岡和雅