反発、株高で上昇も高値からは失速=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=51.65(+0.65 +1.27%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.64~0.65ドル高。その他の限月は0.08~0.61ドル高。
米株式市場の上昇を手がかりに上値を伸ばす場面はあったものの、株価が失速すると上げ幅を削った。先週末の石油輸出国機構(OPEC)総会で、非OPEC加盟国を含めて日量120万バレルの減産で合意したが、ロシアが日量22万バレルの減産割当を達成するまで想定以上の期間を要するとみられていることも重しとなった。リビアが同国最大級のシャララ油田などからの輸出について不可抗力条項を発動したことは支援要因。
時間外取引から通常取引序盤にかけて1月限は堅調に推移。一時52.43ドルまで上昇した。ただ、その後は買いが失速し、51.26ドルまで押し戻される場面があった。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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