21972円の維持が大事 引き続きボラに注意、22200円-22500円のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
前日に米下院が独自の税制改革法案を可決したが、実施時期などで上院案と隔たりが大きく、両案の一本化に向けた調整は難航するとの見方が相場の重石となりNY株は軟調スタート。10月の米住宅着工件数の予想以上の増加を好感して住宅建設株が買われたが、個別物色の域を出ず、翌週の感謝祭休暇を意識した手仕舞い売りが相場を圧迫し終日軟調に推移。S&P業種別指数は、通信、一般消費財、エネルギーなどが上昇した一方、公益、テクノロジー、不動産、工業などが下落しました。
外資系証券経由の注文状況 差し引き940万株の買い越し
買い注文 1450万株
売り注文 510万株
再度上昇トレンドにも戻る条件
①11/9のザラバ高値の23382円と昨日のザラバ安値の21972円の半値水準 の【22677】を時間をかけずに奪回すること。
②日経ボラティリティー指数が11/9は一時24.22まで跳ね上がりました。【16ポイント台】(急落前の水準)まで下がること。
③売買代金が【3兆円以上】を維持していること、売買代金が減れば参 加者の減少につながるので市場エネルギーを注目しておく事。
昨日25日線からリバウンドしましたがGSのTOPIX先物売りは依然大きく売り越しでした。7日ぶりに反発したので22677円を奪回することが復活の条件です。
CME日経平均先物の終値は2万2330円で、先週末の東京市場の日経平均終値2万2396円と比べ70円ほど安い水準。
●日経平均株価と上下の節目
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2万2677円 一目転換線
●2万2396円 前週末終値
2万2330円 CME日経平均先物
2万2307円 5日線
2万2149円 一目基準線
2万2057円 25日線
●本日の予定
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08:50 10月の貿易統計速報
14:00 10月の粗鋼生産
16:00 10月のコンビニ売上高
海外
10月の米景気先行指標総合指数
●市場変更
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セラク(6199) マザーズ → 東証1部
●今週の予定
21日(火) 10月の全国百貨店売上高
米10月の中古住宅販売件数
22日(水) 米10月の耐久財受注額
23日(木) 勤労感謝の日で東京市場休場
感謝祭の祝日で米全市場休場
24日(金) 感謝祭翌日で米国は短縮取引
米「ブラックフライデー」(年末商戦スタート)