東京株式(大引け)=545円高、AI関連など買い戻され3日ぶり反発
21日の東京株式市場はAI・半導体関連株などに突っ込み警戒感からの買い戻しが入り、日経平均は切り返しに転じた。ただ、取引後半は戻り売りに押され上げ幅を縮小している。
大引けの日経平均株価は前営業日比545円82銭高の6万4621円24銭と3日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は21億7903万株、売買代金概算は6兆9265億円。値上がり銘柄数は982、対して値下がり銘柄数は521、変わらずは50銘柄だった。
きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウが3日ぶりに反発したことや原油先物価格の上昇が一服したことなどを受け、これまで売り込まれていたAI関連株や半導体セクターに買い戻しの動きが顕在化し、日経平均を押し上げた。米スペースX<SPCX>が好決算発表を評価され時間外取引で大きく買われたことも追い風材料となった。日経平均は朝方に先物主導で約1300円水準を切り上げ、6万5000円台を回復する場面があった。米株価指数先物(ナスダック100先物)が買われたことや、韓国KOSPIが大きく上昇したことも投資家心理を強気に傾ける背景となったようだ。ただ、買い一巡後は戻り売りを浴び、上げ幅を縮小。結局、540円あまりの上昇で着地している。値上がり銘柄数は全体の63%にとどまった。売買代金は引き続き盛り上がりを欠き、3営業日連続で7兆円を下回った。
個別では、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A.T>がしっかり、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連も堅調。イビデン<4062>が高く、フジクラ<5803>、太陽誘電<6976>なども上昇、HOYA<7741>も上値を追った。レゾナック・ホールディングス<4004>が値を上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買いが優勢だった。ネクセラファーマ<4565>が急騰、GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>も大幅高。愛媛銀行<8541>など地銀株にも買いが向かった。
半面、ファーストリテイリング<9983>、トヨタ自動車<7203>が冴えず、アシックス<7936>も売りに押された。安川電機<6506>も軟調。チェンジホールディングス<3962>が大幅安となり、ディップ<2379>も大きく水準を切り下げた。SHIFT<3697>、吉野家ホールディングス<9861>などが下値を探ったほか、ツルハホールディングス<3391>、ビックカメラ<3048>も安い。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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