【これからの見通し】材料多いなかで、ドル円は下値を模索するか
【これからの見通し】材料多いなかで、ドル円は下値を模索するか
この後の海外市場では、ドル相場の材料として一連の米経済指標に注目したい。MBA住宅ローン申請指数(09/19 - 09/25)、ADP雇用者数(9月)、個人所得・支出(8月)、PCE価格指数(8月)、卸売在庫(速報値)(8月)、実質GDP(確報値)(2026年 第2四半期)、シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(9月)など。
週末の米雇用統計を控えたADP雇用統計の予想は7.5万人増と前回の3.8万人増を上回る見込み。物価動向として注目度の高いPCE価格指数は前月比+0.3%(前回+0.2%)、前年比+3.7%(前回+3.7%)と高水準が継続する見込みだ。また、シカゴPMIは51.0と前回の47.1から改善する予想となっている。昨日の求人件数が弱含んだことで市場では次回FOMCでの利上げ観測が5割程度に低下している状況だ。強弱の予想が交錯しており、市場センチメントに変化があるのかをチェックしたい。
発言関連では、バーキン・リッチモンド連銀総裁、クックFRB理事、グールズビー・シカゴ連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁などの講演や会議出席が予定されている。これらもドル相場に材料となる可能性がある。
円関連では、日銀国債買い入れ予定(10月-12月)、外国為替平衡操作実施状況(8月27日-9月28日)などが公表される。本日は円高の動きがやや優勢となっており、日本の長期債動向や政府による介入実施への思惑に影響を与えるものとして注意しておきたい。レートチェック以外の実弾介入が確認されればインパクト大となるか。
今週は原油安が進行している。イラン外相は和平案に対する米国の回答を受け取ったとしており、本日中にイラン側で協議を行うもよう。原油動向にとっては米週間石油在庫統計が材料視されそうだ。
このあとの欧州市場では、強い英GDP結果を受けたポンド動向が注目される。さらに、ドイツ雇用統計(9月)、ドイツ消費者物価指数(速報)(9月)などが発表されることから、ドイツのインフレの根強さが判明する可能性がある。市場予想は前月比+0.5%(前回+0.2%)、前年比+3.1%(前回+2.9%)となっている。ユーロポンドは足元で下落しているが、反発の可能性も視野に入れておきたい。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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