ECB、9月の追加利上げの可能性が高まっているとの指摘=NY為替
きょうのユーロドルは、NY時間の序盤に1.1460ドル付近に下落したものの、その後は買戻しが入り、1.15ドル台に戻す展開が見られている。今週のFOMCが早期利上げに慎重とも取れる内容となったことから、為替市場はドル売りが優勢となっており、ユーロドルは買い戻しが強まっている、21日線を上放れる展開が見られており、テクニカル的にも反転のシグナルが出そうな気配となっている。目先は、100日線が1.1570ドル付近に来ており上値メドとして意識される。一方、ユーロ円は日本の当局の円買い介入で急落し、本日も182円台前半まで下落。
エコノミストからは、ユーロ圏ではインフレリスクの高まりを受け、ECBが9月に追加利上げを実施する可能性が高まっているとの指摘が出ている。本日は7月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が公表されていたが、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の上昇を背景に、前年比2.9%と前月から0.1ポイント加速した。また、イランでの停戦が崩壊して以降、インフレが幅広い分野へ波及するリスクが大きく高まっており、9月の追加利上げを支持する材料が強まっているという。
同エコノミストは「インフレは依然としてECBの目標を上回っており、前日のユーロ圏GDPが予想を上回ったことも、域内経済がこれまで考えられていた以上に金融引き締めに耐えられる可能性を示している」とも述べている。
EUR/USD 1.1532 EUR/JPY 182.82 EUR/GBP 0.8554
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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