和平合意が維持されるのであれば、英中銀は今夏の利上げを見送る可能性=NY為替
NY時間に入ってポンドドルは戻り売りに押される展開が見られ、1.34ドル台前半に下落している。米国とイランが暫定合意に達し、原油相場も急落する中、東京時間にはドル安の動きも見られていたものの、今週のFOMCを前に年内の米利上げ観測も根強く、NY時間に入るとドル高の動きが見られている。一方、ポンド円は215円付近での推移。
米国とイランの和平合意が維持されるのであれば、英中銀は今夏の利上げを見送る可能性が高いとの見方がアナリストから出ている。和平合意を受けてエネルギー価格が下落している点を理由に挙げている。英インフレが4%を下回る水準に留まる可能性が高く、この4%という水準は、英中銀にとって重要な判断基準になっているという。
市場は現在、7月利上げの確率を25%しか織り込んでおらず、年内の利上げ回数も1回のみとみている。以前は最大3回の利上げが織り込まれていたと指摘。また、賃金上昇やサービス価格上昇などを通じてインフレが広範囲に波及する二次的インフレのリスクも依然として限定的と見ているという。そのため、来年には再び利下げ局面へ戻ると予想しており、これは現在の市場がまだ十分に織り込んでいないシナリオだと述べている。
GBP/USD 1.3415 GBP/JPY 215.06 EUR/GBP 0.8642
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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