円キャリー取引の巻き戻しリスクを指摘=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は買い戻しの動きを継続しており、155.75円付近まで一時上昇している。円高の動きが後退しているが、エコノミストは、円キャリー取引が巻き戻されるリスクがあると指摘。ファンド勢の先物ポジションに最近、急激な動きが見られることを理由に挙げている。
「ファンド勢の先物ポジションは大きく振れており、円を調達通貨とする取引の全体的な規模は維持されているものの、円キャリー取引が急速に巻き戻される可能性があることを示唆している」と分析。
米商品先物取引委員会(CFTC)が公表した最新の建玉データによると、レバレッジ・ファンドの円の売り越しは7万552枚まで縮小し、約1カ月ぶりの低水準となった。
同エコノミストは、こうした資金フローは国際決済銀行(BIS)のバランスシート統計とは対照的だという。同統計では、オフショア金融センターやノンバンク向けの円建て貸し出しが高水準に留まっており、「円を資金源とするポジションが大量に積み上がっていることを示唆している」とも述べた。
USD/JPY 155.67 EUR/JPY 183.51
GBP/JPY 212.62 AUD/JPY 108.07
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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