米10年債利回り低下 FOMCはタカ派な印象も警戒したほどではないとの見方=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:25)(日本時間06:25)
米2年債 3.542(-0.072)
米10年債 4.151(-0.037)
米30年債 4.792(-0.016)
期待インフレ率 2.269(-0.002)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りは低下。午後のFOMCを受けて利回りは下げを拡大させている。FOMCは若干タカ派な雰囲気もうかがえたものの、パウエル議長の会見も含めて、警戒していたほどではないとの見方も出ている。議長は「労働市場には著しい下振れリスクがあるようだ」と述べるなど、インフレよりも労働市場にやや意識が向かっている印象もあったのかもしれない。
2-10年債の利回り格差は+61(前営業日:+57)。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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