アジア株は上昇 中国「独身の日」売上好調、EC関連に買い 香港株は1カ月ぶり高値
アジア株は上昇 中国「独身の日」売上好調、EC関連に買い 香港株は1カ月ぶり高値
東京時間11:25現在
香港ハンセン指数 26987.74(+291.33 +1.09%)
中国上海総合指数 4018.73(+16.36 +0.41%)
台湾加権指数 27869.56(+84.61 +0.30%)
韓国総合株価指数 4147.42(+41.03 +1.00%)
豪ASX200指数 8838.90(+20.11 +0.23%)
アジア株は総じて上昇。
米政府閉鎖はまもなく解除される見通しで、マーケットは大量の米重要経済データを待ち構えている。2013年の政府閉鎖時は解除から5日後に米雇用統計が発表されたため、今回も来週前半には発表される可能性があるという。
中国電子商取引(EC)大手JDドットコムは11月11日の中国「独身の日」大規模セール期間中に注文が昨年比で60%近く急増、記録的な売上高となったことを発表した。特に家電製品が人気だったようだ。消費者が12月31日に期限を迎える政府補助金を急いで利用した可能性があるという。また、海外展開の強化により、日本、韓国、豪州、シンガポール、マレーシア、タイなどで取引数と受注数が前年比で100%超急増したという。中国スマートフォン大手シャオミは自社製品の売上高が290億元(41億ドル)を突破したと発表。アリババは今のところデータを公表していない。
「独身の日」売上が好調だったことを受け上海市場では家電や飲料・食品、アルコールなど生活必需品が総じて上昇している。
香港株は約1カ月ぶり高値をつけている。eコマース(電子商取引)関連が上昇、JDドットコムは1.2%高。ショート動画アプリの快手科技は1.2%高、ライブを通じた販売が好調だった可能性がある。シャオミは2.2%上昇している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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