アジア株 中国香港休場 豪州株小幅続落、消費者心理悪化に求人広告19カ月ぶり大幅減
アジア株 中国香港休場 豪州株小幅続落、消費者心理悪化に求人広告19カ月ぶり大幅減
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 26957.77(休場)
中国上海総合指数 3882.78(休場)
台湾加権指数 27267.77(+506.71 +1.89%)
韓国総合株価指数 3549.21(休場)
豪ASX200指数 8961.50(-19.93 -0.22%)
インドSENSEX30種 82145.69(+355.57 +0.43%)
アジア株はまちまち。中国市場は8日まで休場、韓国市場も大型連休入りにで9日まで休み。香港市場はきょう中秋節翌日のため休場。
豪州株は小幅続落。雇用統計をはじめ金融政策を判断する上で重要な米経済統計の発表が延期となっており、材料不足で様子見姿勢が強まっている。米上院は6日「つなぎ予算」を否決した、否決は5回目となる。トランプ米大統領は政府閉鎖がこれ以上続けば連邦職員を大量解雇していくことを示唆している。
きょう発表された豪州10月の消費者信頼感は92.1と前回の95.4から悪化、4月以来の低水準に落ち込んだ。個人消費と住宅市場の回復を受け将来の金利引き下げ見通しに対する疑念が再燃している。
求人広告件数も大幅に減少。9月に-3.3%と前回-0.3%から減少幅が拡大。3カ月連続で減少し、2024年2月以来最大の落ち込みとなった。多くの小売業者はすでにクリスマスシーズンに向けて求人を出しているものの、昨年の同期比に比べて少ないという。
休場明け台湾株は大幅高、史上最高値を更新。休み中の米ハイテク株高を好感してTSMCや日月光投資控股など半導体関連が総じて上昇。

執筆者 : MINKABU PRESS
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