アジア株 台湾株続伸 TSMC上場来高値、米OpenAIとの提携を期待 香港株は週末を前に利食い売り
アジア株 台湾株続伸 TSMC上場来高値、米OpenAIとの提携を期待 香港株は週末を前に利食い売り
東京時間13:41現在
香港ハンセン指数 27049.70(-237.42 -0.87%)
中国上海総合指数 3882.78(休場)
台湾加権指数 26701.76(+323.37 +1.23%)
韓国総合株価指数 3549.21(休場)
豪ASX200指数 8990.30(+44.36 +0.50%)
インドSENSEX30種 80976.31(-7.00 -0.01%)
アジア株はまちまち。
中国市場は国慶節・中秋節のため8日まで休場。韓国市場は秋夕に伴い今日から大型連休入り、10日に取引を再開する。
米政府機関閉鎖の影響は今のところ限定的、格付け会社フィッチは閉鎖は米国の格付けに当面影響しないと指摘。米ADP雇用者数の減少や政府閉鎖による先行き不透明感からFRBが“保険 ”として10月に利下げを実施するとの見方が強い。
香港株は反落、きのう約4年ぶり高値をつけたことから週末を前に利益確定売りに押されている。前日に大幅上昇した快手科技やJDドットコム、バイドゥ、レノボ、ネットイースなどハイテク関連が下落している。
台湾株は大幅続伸、2営業日連続で史上最高値をつけている。聯発科技など半導体関連が上昇、TSMCは上場来高値を更新。OpenAIと韓国ハイテク企業の提携が引き続き材料視されているようだ。
米OpenAIの大規模AIインフラ構築事業「Stargateプロジェクト」に韓国サムスン電子とSKハイニックスが主要協力会社として参加することになった。OpenAIのアルトマンCEOは韓国を離れたあと台湾を訪れTSMCと鴻海精密工業を訪問したようだ。詳細は明かされていないが提携が期待されている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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