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アジア株 香港株大幅高、アリババが高性能AI半導体開発 中国カンブリコンは大幅続落

株式 

アジア株 香港株大幅高、アリババが高性能AI半導体開発 中国カンブリコンは大幅続落

東京時間11:12現在
香港ハンセン指数   25586.95(+509.33 +2.03%)
中国上海総合指数  3862.65(+4.72 +0.12%)
台湾加権指数     24263.05(+29.95 +0.12%)
韓国総合株価指数  3172.66(-13.35 -0.42%)
豪ASX200指数    8920.10(-52.98 -0.59%)

アジア株はまちまち。

香港株は大幅続伸、アリババ主導でハイテク関連に買いが集中。アリババが、より高度なAI半導体を開発したとWSJが報じている。それより前に発表された四半期決算の利益が前年同期比78%急増したことも好感されている。クラウド事業と堅調なAI需要で収益は26%増加した。

米中貿易摩擦により中国政府が米半導体への依存度を低減する中での、アリババ高性能半導体開発は中国政府が米国に対抗するため国産技術を加速させる決意の表れだ。中国政府は2027年までにAI半導体の国内自給率を70%超に引き上げる方針を示している。

アリババは16%超上昇、昨年3月以来の高値をつけている。バイドゥやJDドットコム、美団、シャオミ、ネットイース、テンセントホールディングス、レノボなどほかのハイテク関連も上昇している。

上海株は上昇も上値は重い。カンブリコンの下げを受け半導体関連が軒並み下落している。

中国版エヌビディアとも呼ばれる中国AI半導体設計大手カンブリコンは6%安と大幅続落、カンブリコンは先週、株価がファンダメンタルズから乖離するリスクがあると指摘、投資家に大きなリスクに直面する可能性があると警告した。警告を受け株価は6%超下落して取引を終えたが週明けも下落して始まっている。ただ、米ゴールドマンサックスは株価目標を先週1835元に引き上げたばかりだが、今週2104元にさらに引き上げている。

先週末に発表された中国8月の製造業PMIは49.4と前回から改善も市場予想には届かなかった。米中関税休戦の延長にもかかわらず弱かった。住宅市場の低迷も続いている。中国大手不動産100社の新築住宅販売額は2070億元と前年同月比17.6%減少した、6カ月連続で減少している。一方、きょう発表されたRatingDog(旧財新)製造業PMIは50.5と予想以上に上昇。好不況の判断基準である50を回復、3月以来の高水準となった。

不動産不況を受け当局の早期追加支援策の必要性が高まっている。ただ、中国株はAI関連を中心に連日上昇、上海株が10年ぶり高値圏にあるため、当局は急いで支援策を打ち出す必要性はないと見ている可能性も。

韓国市場では米政府が3年ぶりに半導体特例措置を撤回したことを受け、サムスン電子が1.8%安、SKハイニックスが3.6%下落している。米商務省は2022年に対中半導体装備制裁を始めたが、サムスン電子とSKハイニックスを「認定エンドユーザー(VEU)」として承認し、規制から2社を免除していた。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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