東京株式(前引け)=前日比155円安、東エレクの大幅安が響く
1日前引けの日経平均株価は前日比155円16銭安の4万914円66銭。前場のプライム市場の売買高概算は11億2271万株、売買代金概算は2兆9085億円。値上がり銘柄数は1314、値下がり銘柄数は274、変わらずは35銘柄だった。
日経平均株価は反落。前日の米株式市場は、NYダウは330ドル安と下落。物価関連指標の発表を受け、米国の利下げ期待が後退したことが警戒された。米国株が下落した流れを受け、日経平均株価は軟調にスタートした。特に、前日に26年3月期の業績予想を下方修正した東京エレクトロン<8035>が一時ストップ安と急落したことが響き、日経平均株価は午前9時20分過ぎに一時480円を超える下落となった。ただ、売り一巡後は下げ渋り日経平均株価の下げ幅は縮小した。東エレクの1銘柄で日経平均株価を470円押し下げるなど半導体関連株が安い。ただ、内需関連株などは堅調で東証33業種のうち29業種は上昇しており、TOPIXは値を上げている。
個別銘柄では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>が安く、ソフトバンクグループ<9984>やフジクラ<5803>、古河電気工業<5801>が下落した。半面、トヨタ自動車<7203>やJT<2914>、東京電力ホールディングス<9501>が高く、ファーストリテイリング<9983>やキーエンス<6861>が値を上げた。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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