反発、米国がウクライナ停戦合意猶予を短縮=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=66.71(+1.55 +2.38%)
米国と欧州連合(EU)が貿易交渉で合意し関税戦争が回避されたことや、トランプ米大統領がロシアに提示していたウクライナ停戦期限を短縮したことが相場を押し上げた。トランプ米大統領はウクライナ停戦合意まで50日の猶予をロシアに与えていたが、ロシアにその兆候はなく、28日から10-12日以内に停戦するよう圧力を強めた。この期間内にロシアが停戦に応じなければ、米国はロシア産石油の輸入国に100%の関税を課す可能性がある。
時間外取引で9月限は堅調。通常取引開始後は上げが一服したものの、引けにかけては買いが再び強まり、67.14ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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