【海外市場の注目ポイント】ベイリー英中銀総裁の発言
日本時間午後6時15分にベイリー英中銀(BOE)総裁の議会証言が予定されている。ベイリー総裁は14日に「雇用市場が中銀の想定以上の速さで悪化した場合には、より大幅な利下げに踏み切る可能性がある」と述べていた。17日に発表された英雇用統計で3-5月の失業率は2-4月から予想以上に上昇、6月の被雇用者が予想以上に減少していた。こうした英雇用情勢の悪化を受けてベイリー総裁があらためて大幅利下げに言及するようであれば、ポンドが売られる可能性がある。
また、日本時間午後8時半にはボウマン米連邦準備理事会(FRB)副議長がテレビに出演、同午後9時半にはパウエル米FRB議長が挨拶、同23日午前2時にはボウマン米FRB副議長が講演する。ただし、19日から米FRB関係者が金融政策に関する発言を自粛する期間に入っており、金融政策について述べることは控えられることになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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