ポンド、明日は英福祉法案の採決 労働党内で大規模な造反が起きる可能性=NY為替
きょうのポンドドルは1.37ドルを挟んでの上下動に終始し、方向感のない展開が見られた。一方、対ユーロではほぼ1週間ぶりの安値水準に下落。
明日予定されている英労働党政権の福祉改革法案の重要な採決を前に、ポンドはさらに下落の可能性があるとの指摘がアナリストから出ている。政府はここ数日で大幅な譲歩を示したが、労働党内で大規模な造反が起きる可能性があるという。
法案はまだ可決される可能性が高いとはいえ、多数の労働党議員の反発は苦境に立たされているスターマー政権をさらに弱体化させると指摘している。
GBP/USD 1.3724 GBP/JPY 197.82 EUR/GBP 0.8583
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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