【本日の見通し】方向感のはっきりしない展開、米中協議の進展に期待
【本日の見通し】方向感のはっきりしない展開、米中協議の進展に期待
昨日、英国で行われた米国と中国の貿易協議。何副首相と、ベッセント財務長官、ラトニック商務長官、グリアUSTR代表らの会談は10日も継続して審議することが決定した。ドル円はロンドン市場で143円台を付けるも、その後戻しており、方向感のはっきりしない展開。米中協議の動向待ちという印象。レアアース問題で一定の進展が見られるようだとドル高になる可能性があるだけに、下値押しには慎重。ただ、協議が難航する可能性が十分にあり、上値追いも難しい。144円台を中心とした推移か。
ユーロドルは1.13台後半から1.14台半ばにかけてのレンジが中心か。ドル円同様に米中協議の進展を確認したいという流れ。
ユーロ円はドル主導でやややりにくさ。基本的にはドル円の動きに沿った展開か。
米財務省は今日の3年債、明日の10年債、明後日の30年債と入札予定がある。30年以外は基本的に堅調と見られるが、一応注意が必要か。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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