ポンドドル、英国債利回り、緩やかに低下の見通し=NY為替
きょうも為替市場はドル高が優勢となる中、ポンドドルは戻り売りに押されており、一時1.34ドル台半ばに下落する場面が見られた。ただ、今年に入ってからの上昇トレンドを崩しそうな動きまでは見られていない。
エコノミストは、英中銀が10月から積極的な量的引き締めを停止するとの見方を背景に、英国債利回りは今後数カ月間で緩やかに低下する可能性が高いと指摘している。さらに、英債務管理庁(DMO)が長期債の発行を減らすとの決定も、利回りの緩やかな低下を後押しするという。
英国債利回りは財政への懸念や、関税による世界経済への不安から上昇圧力に直面する可能性が指摘されている。なお、英国は直接的な関税の影響は小さい。
GBP/USD 1.3470 GBP/JPY 195.18 EUR/GBP 0.8382
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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