ドル円は143円台半ばまで上昇 ベッセント米財務長官、日本との通商交渉で「通貨目標」求めない=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は買い戻しが続いており、143円台半ばまで上昇している。東京時間に一旦143円台を付けた後に、141円台まで下落していたものの、NY時間に入ってドル高が強まっており、ドル円を押し上げている。
ベッセント財務長官の発言もドル円をサポートしている模様。日本との通商交渉で具体的な通貨目標を追求するつもりはないと述べた。日本に対してはG7の長年の合意を順守するよう改めて求めている。トランプ政権は円高を求めるのではとの観測も出ていただけに、長官の発言は円安を誘発しているようだ。ユーロ円やポンド円も上昇。
USD/JPY 143.41 EUR/JPY 162.41
GBP/JPY 190.27 AUD/JPY 91.24
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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