ドル円142.25円 朝から2円下げる、トランプ半導体関税と日米財務相協議を警戒した円買い
ドル円142.25円 朝から2円下げる、トランプ半導体関税と日米財務相協議を警戒した円買い
ドル円は早朝144.31円付近から一時142.25円付近まで2円下げた。
トランプ米大統領が来週中に半導体関税率を発表する予定だと発言したことでリスク回避姿勢が強まっている。先週末に相互関税からスマホが除外されるとの報道が伝わったが、トランプ氏とラトニック氏は、あくまで一時的で単に他の関税カテゴリーに移行するだけだと説明。米中緊張緩和期待が後退している。
赤沢再生相が今週ベッセント米財務長官と加藤財務相が為替について協議することを期待しているとコメント、赤沢氏の発言を受け円買いが加速。日米が17日に円安是正について協議するとの見方が広がったようだ。
東京時間のドル円下落はトランプ懸念でリスク回避というよりも、日米財務相の協議を警戒した円買いのようだ。

執筆者 : MINKABU PRESS
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