米10年債利回り低下 トランプ発言でリスク回避=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:30)(日本時間06:30)
米2年債 4.072(-0.023)
米10年債 4.254(-0.040)
米30年債 4.512(-0.043)
期待インフレ率 2.362(-0.027)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りは低下。トランプ大統領の関税に関する発言でリスク回避の動きが出て、利回りは下げに転じた。大統領はEUへの関税について、「自動車、その他に25%」と述べた。また、「カナダ、メキシコへの関税は4月2日に発動。カナダの木材には必要ない」とも述べた。
10年債は4.24%、2年債は4.06%まで低下。
この日は7年債入札が実施され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を下回ったものの、反応は限定的だった。
2-10年債の利回り格差は+18(前営業日:+20)にイールドカーブはフラット化。
*米7年債入札結果
最高落札利回り 4.194%(WI:4.203%)
応札倍率 2.64倍(前回:2.64倍)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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