【これからの見通し】きょうはクリスマスイブ、欧米市場は短縮取引
きょうはクリスマスイブとなる。世界的に休場、もしくは株式・債券市場が短縮取引となる。そして、あすはクリスマスとなり、欧米市場が全休状態となる。年間で最も取引量が細る時期となっている。このようなときは不要不急の取引は手控えることが常道だろう。薄商いであることからストップ注文などが予期せぬタイミングでヒットすることもあり注意したい。
経済指標は米国でリッチモンド連銀製造業指数(12月)が発表されるくらい。その他のイベントは米2年物変動利付債(280億ドル)、米5年債(700億ドル)入札が予定されている。
今週はトランプ節がさく裂しており、パナマ運河の利用料引き下げや返還要求、さらにグリーンランドを米国が所有する必要などと主張している。新たな側近であるイーロン・マスク氏はFRBの人員削減の圧力をかけている。市場が本気でリスクと判断するような発言が今後出てくる可能性はあり、念のため気に留めておきたい。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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