【本日の見通し】落ち着いた中、ドル円はしっかりか
【本日の見通し】落ち着いた中、ドル円はしっかりか
ドル円は海外市場で157円台に乗せてきた。クリスマスウィークで取引が閑散とする中、ドル高円安基調が継続した。米FOMCを受けて米利下げペース鈍化、到達水準見通しの上方修正見込みが広がり、日銀会合とその後の会見を受けて早期利上げ期待が後退する中、ドル、円の両面からドル円は上を意識。
クリスマスイブで昨日以上に取引が閑散とする中で、流れはまだ上方向と見られる。介入警戒感が強まるが、財務官などからの警戒発言などはともかく、実際の介入はこのクリスマスの時期に難しいのではとの見方もあり、ドル買い円売りの流れにつながっている。
ドル円は156円台半ばがしっかりすると158円トライに向けた意識が強まる。158円から160円が最初の介入警戒ゾーンという意識もあり、158円台をどこまで買えるかは難しいところ。
ユーロドルは1.0400前後での推移。ドル高基調の中、やや上値が重い。
ユーロ円は対ドルでのユーロ売りとドル円での円売りが交錯も、ドル円のしっかりさが優勢で163円台半ば推移。この後も比較的しっかりの動きが見込まれる。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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