円全面安、日本GDP予想外の下方修正で日銀追加利上げ観測後退 日経平均下げ縮小
円全面安、日本GDP予想外の下方修正で日銀追加利上げ観測後退 日経平均下げ縮小
円が全面安。日本の第2四半期GDPが予想外に下方修正されたことを受け、日銀の年内追加利上げ観測がやや後退している。ドル円は早朝に一時141.90円台まで下落したが、GDP発表後は円売りが強まっており、142.90円台まで上昇している。1100円以上も下げた日経平均は600円安と下げ幅を縮小している。
また、先週末の8月米雇用統計は雇用者数の伸びが予想を下回り過去2カ月分も下方修正されたとは言え失業率は改善した。そのため9月会合で50bpの大幅利下げの可能性は低いとの見方が広がっている。時間外で米株は上昇、10年債利回りも上昇している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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