広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウ平均は5日続伸 全体的には次の手掛かり材料探し=米国株概況

株式 

NY株式19日(NY時間16:22)(日本時間05:22)
ダウ平均   40896.53(+236.77 +0.58%)
S&P500    5608.25(+54.00 +0.97%)
ナスダック   17876.77(+245.05 +1.39%)
CME日経平均先物 37865(大証終比:+695 +1.84%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は5日続伸。ダウ平均は先週からの好調を維持したほか、IT・ハイテク株にも買いが入り、ナスダックとS&P500は8日続伸。ただ、全体的には次の手掛かり材料を探している状況で、今週はジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演が予定されており、市場は利下げの道筋を見極めるヒントを求めている。

 米株式市場は景気後退懸念の高まりに端を発した7月中旬以降の下落からは反発。しかし、最近の経済指標は、労働市場の回復と秩序あるインフレ鈍化が示唆され、ソフトランディングへのセンチメントを押し上げた。S&P500は現在、8月初旬の急落分をすべて取り戻し、過去最高値に約2%下回る位置まで戻している。

 ジャクソンホールでは金融政策のヒントが示される可能性がある。年に1度のFRBのシンポジウムは木曜日に始まり、パウエル議長が23日金曜日に講演を行う予定。市場はFRBの9月利下げを完全に織り込んでいるが、一時期高まった0.50%ポイントの大幅利下げへの期待は後退している。

 ただ、市場では9月以降毎回、年内計3回のFOMCで0.25%ポイントの利下げを完全に織り込んでいるほか、半分の確率で、年内どこかのFOMCでの大幅利下げも織り込んでいる状況。少し行き過ぎとの声も少なくない。

 一部からは「ボラティリティが低いままであれば、ファンドは株式の買いを続け、しばらく上昇が続く可能性がある。企業の自社株買いも支援材料になる」といった声も聞かれる。しかし、季節的にトレンドが弱いことが今後数週間のリスクとも指摘。さらに、地政学的な不確実性も依然燻っているほか、経済指標もまた下振れするリスクもあるとも述べている。

 9月第1週に予定されている米雇用統計までは、経済指標ごとの動きによって株価の軌道が左右される可能性が高いという。

 AMD<AMD>が上昇。取引開始前にサーバーメーカーのZTシステムズ社を現金と株式で買収することで合意したと伝わった。49億ドル規模の買収。ニュージャージー州に本社を置くZTシステムズ社は、AI機能に多額の投資を行っている大規模データセンター向けにサーバーコンピューターを製造している。

 ライブTVストリーミングを手掛けるフーボーTV<FUBO>が大幅に5日続伸。同社株は先週末の終盤に、フォックス<FOXA>、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>、ディズニー<DIS>の大手3社が合弁で行うストリーミング・スポーツサービス「Venuスポーツ」の開始を1週間前に控え、裁判所がフーボーTVの訴えを認めたことで買いが強まっていた。その流れを週明けも引き継いでいる。

 メディアプラットフォームなどエンターテインメントのシステムを手掛けるエクスペリ<XPER>が大幅高。同社は約76%を所有するパーシーブ社の実質的な全資産と負債の一部を、現金8000万ドルでアマゾン<AMZN>に売却することで合意した。

 クラウド・データ管理およびデータ・セキュリティを手掛けるルーブリック<RBRK>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始した。目標株価を42ドルと先週末終値よりも26%高い水準で設定。

 アメリカンファストフード店を運営するシェイクシャック<SHAK>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を114ドルとした。先週末終値よりは高い水準。

 イスラエルの海運、ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズ<ZIM>が決算を受け大幅高。通期のEBITDA見通しを2倍超上方修正した。

 マクドナルド<MCD>が上昇。アナリストが目標株価を従来の300ドルから320ドルに引き上げた。

 HP<HPQ>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。一方、目標株価は従来の37ドルを据え置いている。

フーボーTV<FUBO> 1.80(+0.27 +17.65%)
エクスペリ<XPER> 8.78(+1.23 +16.29%)
ルーブリンク<RBRK> 35.86(+2.45 +7.33%)
シェイクシャック<SHAK> 104.69(-2.68 -2.50%)
マクドナルド<MCD> 287.55(+9.06 +3.25%)
ジム・インテグレーテッド<ZIM> 22.25(+3.19 +16.74%)
HP<HPQ> 34.60(-1.31 -3.65%)

アップル<AAPL> 225.89(-0.16 -0.07%)
マイクロソフト<MSFT> 421.53(+3.06 +0.73%)
アマゾン<AMZN> 178.22(+1.16 +0.66%)
アルファベットC<GOOG> 168.40(+3.66 +2.22%)
テスラ<TSLA> 222.72(+6.60 +3.05%)
メタ<META> 529.28(+1.86 +0.35%)
AMD<AMD> 155.28(+6.72 +4.52%)
エヌビディア<NVDA> 130.00(+5.42 +4.35%)
イーライリリー<LLY> 921.81(-0.31 -0.03%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 122
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 110
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

ヒロセ通商 50

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 116
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます